オランダの日本語補習校で小学校の担任としても勤務した経験もある金谷さまが営む、千葉市の寺子屋教室『AKtuintje Arts & Education』。2022年4月よりGMOレンシュを導入して、集金に関わる業務が大幅に改善されたという金谷さまに、教室運営に関してお話を伺いました。
子どもたちの真剣なまなざしと笑顔が毎週の楽しみ
「AKtuintje Arts & Education」は、どのようなことが学べる教室ですか?
AKtuintje(アーカータウンチェ)は、千葉市にある小さな寺子屋教室です。「絵で解く算数教室」といって、算数の文章問題を絵に描いて解いていく「どんぐり問題」という教材を使った幼稚園から小学生を中心にした教室と、中高生向けの個別指導を行っています。
教室を立ち上げたのはいつ頃ですか?
2021年です。それまでは中高生の個別指導を中心として活動していたのですが、近年中学受験の依頼が増えてきて。その指導の過程で、問題をただ解くだけの受験指導に課題を感じるようになり、他の受け皿として、また、「どんぐり問題」をベースに真の思考力を培うことを実践する場として「絵で描く算数教室」という寺子屋を立ち上げました。
実際に教室へ伺って、子どもたちの笑顔がすごく印象的でした。
それぞれの子どもたちが、紆余曲折しながらも独力で問題を解き切り、正解までたどり着いたときの喜びの表情や、その過程での真剣なまなざしを見るのが、毎時間の楽しみでもあり、またやりがいを感じる瞬間です。
現金の集金による手間や不安から開放された
GMOレンシュの導入以前は、月謝袋で集金を行っていたと伺いました。
はい。レンシュを導入するまでは、毎月末に、月謝袋にその月の授業時間の明細と交通費を手書きするという、かなり煩雑な作業がありました。計算ミスや転記ミスをしないよう、ひとりひとり何度も確認して記載していくので、すごく神経を使う作業でしたし、時間もかかっていました。
また、各家庭に月謝袋を渡してから回収するまでにどうしても時間がかかり、授業が押しているとその場で確認する時間がないため金額の間違いが発生したりするなど、管理に大変悩まされていました。
そんな背景から、オンラインで集金ができるサービスを探していた折、ホームページ作成で利用している「グーペ(※)」からレンシュについて案内があり、とてもいいタイミングだったので導入を決めました。
※ホームページ作成サービス「グーペ byGMOペパボ」
実際にGMOレンシュを導入してみて、教室運営はどう変わりましたか?
集金にかかる時間は大幅に削減されました。回収まで待つ時間もないので、その点も楽です。その分でできた時間を毎月の会計処理に充てることができるようになり、売上の管理も楽になりました。
支払う側もかんたん。予定がひと目で分かるので、保護者も安心
保護者の方からの評判はいかがですか?
保護者の方からも、月謝を子どもに預けなくて良いので安心だと喜ばれていますね。支払い自体も、一度クレジットカード登録を済ませば、メールをひらいて2アクションくらいで完了するのですごく簡単で便利という声をいただいています。
また、個別指導の次の日程を、「スケジュール」から確認できる点もすごく好評です。個別指導の場合、次回の授業の日程がどうしても不規則になってしまうので、子どもからの連絡だけでなく、GMOレンシュを通して保護者に直接伝えられるのはすごく助かっていますね。
生まれた時間で、新たな表現活動にチャレンジしたい
今後、挑戦していきたいことはありますか?
1つは、ホームページをもう少し充実させて、物販やブログを始めたいと考えています。子どもの体調を整えるのにおすすめの食材をよく聞かれるのですが、それを教室で購入できるという仕組みを作りたいと考えています。また、オランダで暮らした日々の記録をブログという形で残していこうと思っています。
もう1つは、出版です。今個別指導で使っているタイムスケジューリング等、私が長年培ってきたノウハウを、いずれは形にしたいです。
描きかけのノンストーリー絵本の製作も少しずつ進めていきたいです。