スポーツで地元の力になる。システム導入で実現した分業制と新しい挑戦。

鹿児島のプロバスケットボールチーム「鹿児島レブナイズ」が運営するアカデミー、スクールでは、プロバスケットボールを経験した選手やコーチから直接指導を受けることができます。

GMOレンシュの導入で、スタッフとコーチが適材適所に運営に携わることができるようになったというお話を、担当の吉田さまへうかがいました。

バスケットに興味を持つ子どもたちを鹿児島でもっと増やしたい

鹿児島レブナイズのスクール事業について教えてください。

吉田さま)私たち鹿児島レブナイズは、鹿児島に拠点を持つプロバスケットボールチームです。その中でアカデミー事業部という部門を立ち上げており、中学生を対象としたユースチームと、各地域で行うバスケットボールスクールとチアダンスのスクールの授業を展開しています。

スクールはバスケットボールもチアダンスも、月謝をいただいて週に1回開催しています。バスケットボールスクールは鹿児島校と姶良校の2拠点だったのですが、8月から川内に新たな教室を開設しました。

生徒たちが体育館で練習に励む様子
姶良校の練習

新しく拠点が増えたんですね。

レンシュの導入等によりスクール運営が効率化できたこと、また、適材適所に人員を配置できたことで、スクール事業も少しずつ拡大していけるようになってきています。

県内でのレブナイズの認知度が広がるにつれ、生徒もどんどん増えてきていて、非常にありがたく思っているところです。

実際にプロを経験したコーチにバスケットを教えてもらう機会は、特に地方ではまだまだ少ないかと思うので、その点は我々の強みですね。鹿児島レブナイズがそのような場を提供し、バスケットボールやチアダンスに興味を持つ人が増えれば嬉しいなと思います。

会議室でインタビューに応じてくださる吉田匠摩さま
鹿児島レブナイズご担当の吉田さま

家庭それぞれにあった支払い方法をレンシュひとつで実現できるように

GMOレンシュを導入される前は、どのように集金を行っていたのでしょうか。

毎月、月謝袋を生徒から預かり、計算し、また月謝袋を返すといった方法で集金を行っていました。

計算の作業は、事務や経理スタッフで行えるのが理想なのですが、スクールの運営がレブナイズの会社運営とは異なる時間軸で動いていることもあって、場合によってはコーチが計算をしなければならない状況もあり、現場の負担になっていたんです。

また、集金袋だと、現金を子どもに持ってきてもらう必要があったため、保護者の方々も不安を抱いていたと思います。

実際にGMOレンシュを導入してみてどうですか?

月謝はもちろん、年会費やユニフォームなどの備品の購入、遠征費用などもレンシュですべて集金できています。特に遠征費用は、金額が大きくなることもありますので、それをオンライン集金化できたのは、管理の面でもすごく大きなメリットでした。

銀行振替・クレジットカード払い・コンビニ払いが可能なので、保護者の方々が自分たちのライフスタイルに合った支払い方法を選べる点も良いですね。

加えて、支払いの期日や遅れた支払いなどをリアルタイムで確認できるようになったことで、運用がスムーズになったと感じています。

コーチと生徒たちが体育館で円に並びコーチの話を聞いている様子

導入に際して難しかったポイントなどはありましたか?

新しい取り組みではあったので、運営側がシステムを理解できるのか、ちゃんと運用できるのかという不安はありましたね。

保護者の方々に会員登録等の手続きをしていただくことになるので、これまでの現金集金との並行稼働の期間を充分に設け、利用方法の説明などを丁寧に実施しました。何かわからないことや障壁があれば、その都度レンシュのサポートの方にも丁寧にお手伝いをいただいて。

その結果、現在はGMOレンシュへの一本化が完了しており、運営としてもとても助かっています。

日頃の連絡はコーチからスマートフォンで

「連絡」機能はどのように活用されていますか?

運営メンバーが複数登録できるので、コーチにもレンシュを利用してもらい、スケジュールや場所の変更等の練習に関わる連絡はコーチから、年会費や月謝の変更等の全体に関わる重要な案内は運営スタッフからと、分担して連絡機能を活用しています。

PDFと画像どちらも添付できるのも便利でよく使いますね。
他の連絡ツールだとどうしても情報が流れてしまうことがあると思うのですが、レンシュでは過去のお知らせも遡って見れるし、通知もラインで行われるので、生活に馴染む形になっている点が非常にありがたいです。

今回は実際に指導を行っている永山コーチからお話を伺うことができました

笑顔で生徒たちに接している永山コーチ
永山コーチ

今季までは選手としても活躍されていた永山コーチですが、今はコーチとしてどのようなことを行っていますか?

永山コーチ)選手としての在籍期間も、週1程度でアカデミーでのコーチを行っていたのですが、今は週4〜5でコーチとして子どもたちに指導を行っています。

スクールの中では、子どもたちにバスケットを楽しんでもらうことを一番に考えています。ただドリブルの練習をするだけではなく、例えばテニスボールを使ったり、ツーボールドリブルを使ったり。いろんな刺激に触れてもらって、子どもたちに挑戦する機会を与えられればと思っています。

両手でドリブルをするツーボールドリブルを実践している生徒たち

教えていて楽しいなと思うことや、やりがいを感じる瞬間を教えてください。

やっぱり一番は、子どもたちがシュートを決められるようになる瞬間ですね。

特に、幼稚園生や小学校の低学年の子どもたちにとってはリングってすごく高いので、最初はなかなかボールが届かないんですね。それが、少しずつ届くようになって、最終的にシュートが入ったときの喜んだ顔を見れるのがとても嬉しいです。

新しい技術を練習するためのメニューをいろいろ試していますが、その中で子どもたちが少しずつ技術を身につけて成長していく姿を見るのが、教えるモチベーションの一つになっています。

生徒のシュートを見守る永山コーチ

今後の夢などはありますか?

今の一番の夢は、僕の教え子が鹿児島レブナイズの選手になることです。

今の子どもたちは、学校以外でもこういったプロスポーツチームのスクールでバスケットができたり、動画配信サイトなどでも色々な知識を得ることができて、バスケットのレベルはどんどん上がっているなと感じます。

スクールのメニューも、小さい頃から身につけてほしいリズム感やバランス能力を養えるようなものを意識して組んでいたりするので、そういった自分の指導が、将来の選手たちの活躍に繋がってくれると、とても嬉しいなと思います。

バスケットを通して、地元に力を

鹿児島レブナイズとしての今後の目標を教えてください。

吉田さま)鹿児島レブナイズの使命は、「鹿児島を動かす新たな『チカラ』となる」ことです。そのなかで、アカデミー事業部としては、まずは多くの方に入会していただき、レブナイズの一員になっていただきたいと考えています。

また、通っている子どもたちが、自分の学校や地域に戻って、レブナイズで学んだことをさらに広めてくれることで、鹿児島全体のバスケットボール、そしてスポーツ環境を良くしていきたいです。

結果として、みんなが楽しくスポーツを楽しめる鹿児島の雰囲気づくりにつながり、地元に貢献できる。それが今の一番の目標ですね。

今後の展望を語る吉田匠摩さま

※団体名称や所属はインタビュー実施(2023年8月4日)時点のものです。

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