習い事教室を始める際、利用規約をどのように作成するべきか迷われる方は多いのではないでしょうか。作成するにあたって記載する内容はどのようなものがあるか、初めてだと戸惑われる方も多いでしょう。
本記事では、教室の規約に記載するべき内容をご紹介しています。最後に規約のテンプレートも配布しておりますので、是非参考にしてみてくださいね。
※なお、本記事の内容はあくまでも教室が参考とし規約を作成することを前提としています。実際に規約を利用される場合には、教室の運営実態に合わせた修正が必要となりますので、運営者様の責任においてご利用ください。内容及び利用につきましては、当社では一切の責任を負いかねます。
ピアノ・習字などの文化系習い事教室に利用規約は必要?トラブルを避けるためのコツ
習い事教室を運営する場合、受講者とのトラブルを防ぎ、双方が安心してレッスンを行うためにも、「利用規約」を用意し、同意していただき、そこに記載された教室のルールについて受講者に守っていただく必要があります。
利用規約に同意いただく方法としては、入会申込書に利用規約の全文を掲載し、入会申込書中で、「本申込書記載の利用規約に同意します。」と記載しておき、その入会申込書に署名押印をもらうという方法が一般的です。
ピアノ・習字などの文化系習い事教室の利用規約に記載すべき内容
それでは、具体的な内容について見ていきましょう。
教室・レッスンの内容について
規約に同意し、受講者となることで利用できる教室やレッスンの内容を定義します。また、入会するための申込み方法についても記載しておきましょう。
入会金・月謝等のお支払について
受講者が支払う必要のある入会金や月謝などの費用について記載しましょう。
定期的なお支払以外に発生する費用(大会の参加費やバス代など)がある場合には、そちらについても記載があると親切です。
欠席連絡・振替について
レッスンや練習をお休みする場合の連絡方法について記載しましょう。お休みした場合に振替レッスンを提供している場合には、振替レッスンを利用できる条件を記載しておく必要があります。条件としては、欠席の連絡をする期限や、振替先として指定できる範囲などが挙げられます。
休会について
退会ではなく、一時的にサービスの利用を停止することを「休会」といいます。休会の制度を設ける場合には、その内容や手続きの方法について定めておきましょう。また、再開時の手続きについても記載が必要です。
退会について
教室を退会し、サービスの利用を終了する場合の手続き方法について定めます。退会時のデータの取扱い、備品の回収期間などを記載します。
禁止事項について
受講者に守ってほしいルールについては、禁止事項として定めておきましょう。たとえばほかの受講者・コーチ、講師に迷惑をかける行為や、不正なサービス利用などが挙げられます。
契約の取消について
受講者の退会意志を問わず、禁止事項に違反する場合や、そのほか強制的に受講者を退会させる事項がある場合には記載しておきましょう。
免責事項について
教室内で起こった盗難や事故など、教室側が責任を負う範囲について記載しましょう。
個人情報の取扱について
受講者のプライバシーを守るため、取得する個人情報の内容、利用目的、開示する範囲などを明記しておくとトラブルを防止できます。退会後、個人情報をいつ削除する予定かについても記載しておくとよいでしょう。
ピアノ・習字などの文化系習い事教室で使える利用規約を無料ダウンロード
上記の記載すべき内容を踏まえた利用規約の雛形を以下よりダウンロードできます。ダウンロードには会員登録や個人情報のご入力は必要ありませんので、ぜひご参考にしてみてくださいね。
※なお、本記事の内容はあくまでも教室が参考とし規約を作成することを前提としています。実際に規約を利用される場合には、教室の運営実態に合わせた修正が必要となりますので、運営者様の責任においてご利用ください。内容及び利用につきましては、当社では一切の責任を負いかねます。
GMOレンシュの紹介
チーム・教室のための連絡集金サービス「GMOレンシュ」は、ピアノ・習字などの文化系習い事教室の運営に発生する事務作業を効率化することができるサービスです。
運営業務をスムーズに、「教える」ことに時間を使うというミッションのもと機能開発を行なっており、「集金」「連絡」「予定管理」「受講者管理」といった、教室の運営に役立つ機能が一通り揃っています。
GMOレンシュを導入することで、月謝のお支払いのキャッシュレス化(クレジットカード払い・コンビニ払い・口座振替)に対応できたり、受講者向けのお知らせや予定共有を専用のアプリケーションの開発などは不要でシステム化できるメリットがあります。
また、入会フォームも作成することができるため、入会時に利用規約の同意を得ることもでき安心です。
「教える」ことに関わっているみなさまは、ぜひ一度導入をご検討くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。