eスポーツチームが目指す新しい教育の形。オンライン集金でスクール立ち上げもスムーズに。

インタビュー

Rox3Gaming アソビで英会話

担当者名:椎葉 誠 さま
業種:オンラインゲーミング英会話スクール
生徒数:約40名

三重県のプロeスポーツチーム「Rox3Gaming(ロクスリーゲーミング)」が運営する『アソビで英会話』は、オンラインゲームを通して世界の講師とつながり、生きた英語を学ぶことができる教室です。

教室開始時から、決済手段にGMOレンシュを導入いただいている『アソビで英会話』の椎葉さまへ、教室運営に関してお話を伺いました。

プロチームとして、教育分野で社会に貢献したい

ー 「アソビで英会話」は、どのような教室ですか?

椎葉さま)「アソビで英会話」は、三重県に拠点を持つプロeスポーツチーム「Rox3Gaming(ロクスリーゲーミング)」が運営するオンラインのゲーミング英会話スクールです。世界中の講師とオンラインで繋がり、ゲームを一緒にプレイすることで、子どもたちに生きた英語を身につけてもらっています。

三重県にプロeスポーツチームを作ろうとしたときに、これまでの自分の経験を活かして、教育の分野と社会貢献分野を兼ねたeスポーツチームを作れないかなと思ったんです。

教育の分野でいくと、最初はeスポーツを教える塾をしようと思っていたんですが、なかなかeスポーツだけを学ぶというのが日本ではまだ主流ではなかった。そんなときに、ほかのチームの運営の方から「eスポーツは、世界の舞台でプレイすることが多く、チーム内では英語が前提。 チームに外国人選手に入ってもらえば、プレイしていく中で選手はどんどん英語を身に着けていく」という話を聞いて、これは子どもたちにも同じことができるのではないかなと思って、はじめました。

ー オンラインゲームを通して、英語を学んでいくんですね。

そうです。テキストや授業内容も、ゲームにあわせてオリジナルで作っています。今メインで使っている教材は「Minecraft(マインクラフト)」と「Fortnite(フォートナイト)」というゲームです。

子どもたち同士がゲーム上で共同作業をしていくので、語学教育以外の面でも、良い影響を与えられるなと思っています。

また、社会貢献の意味で、プロeスポーツチームのスポンサー企業様の協力により、ひとり親家庭の子どもたちを対象に、無料で授業やゲーム機の貸出を行う取り組みも行っています。プロeスポーツチームとしてやっている以上、子どもたちの地元愛を育む、というところも大切に運営しています。

Minecraftを題材とした英会話授業の様子

オンライン授業だからこそ、集金もオンライン一本にしたかった

ー レンシュは教室の立ち上げのときに導入いただきました。

はい。オンラインスクールなので、月謝の徴収も絶対にオンラインじゃないとダメだよね、と。検索でいろいろと探して、運営に安心感のあるGMOレンシュに決めました。

集金は担当者が行っていますが、画面も直感的でわかりやすく、導入を決めてから教室のスタートまで、特に設定で困ったことはありませんでした。

ー 保護者様からの反応はいかがですか?

受講者の方へは、最初の授業の際にパソコンやゲームの初期設定を行っていただく際に、あわせてオンラインで決済手段の登録を行ってもらっています。

LINEで登録ができるので、みなさん「簡単ですね!」とおっしゃっていて、特にお問い合わせなどをもらったこともありません。

一番評判が良いのはLINE連携機能で、リアルタイムに通知が届くのが助かります。集金をお送りすると使い慣れているLINEで通知が送信されるので、支払いの遅れなどもなく、安心して運用できています。

ゲームを通して、再現性の高い英語を学ぶ

ー 教室をやっていて、一番うれしい瞬間は何でしょう。

やっぱり、子どもの口から英語が出てきた瞬間です。はじめて会ったときには全然話せなかった子が、短い単語でもポロっと英語を話してくれると、とてもうれしい気持ちになります。

ー 大人でも、人前で英語を話すのってすこし気恥ずかしいときがあります。

ゲームで話す英語って、再現性が高いんですよ。

例えば普通の英会話スクールだと、コーヒーの頼み方とか、道を聞かれたらとか、日常のシチュエーションをやりますが、子どもが日本で生活していて同じような状況になることってほとんどないですよね。

だけどゲームだと、一度学んだ単語や会話は、必ず次使うシーンがでてくる。戦うゲームであれば「敵が右にいるよ」って言いたいシーンや、なにかをつくるゲームであれば、使う道具や材料が何度も話に出てくるので、繰り返し使うことでどんどん英語が身についていきます。

場所の垣根を越えて、子どもたちの可能性を世界へ

ー 最後に、今後のお話をお伺いしたいです。

今後、こういった形式での学習方法は、どんどん広まっていくのではないかと考えています。ゲームだけではなくて、スポーツなどでも、同様に海外の選手と一緒にプレーしていく中で英語を学んでいくことができたり。

また、ICT化で世界の垣根がどんどんなくなってきています。例えば昔だったら、いろいろな世界のプロフェッショナルな方に話を聞きたいと思ったら、飛行機に乗って海外まで行かなければいけなかったけれど、今は時差さえ合わせれば、いつでもオンラインで世界中の人の話が聞ける。

『アソビで英会話』の講師にも、ネイティブの講師が数名います。日本にいながら世界中の講師と話せるというのは、子どもたちにとってもすごく良い経験になっていると思います。

こういった取り組みはどんどん広がりを見せるだろうと思っていますが、講師の育成や生徒とのコミュニケーションなど、大切にしている部分へはしっかり時間をかけて取り組んでいきたいです。